君が僕の中から掬い上げたもの

（純粋に、ただ、驚いた）
（こんな僕の中にも、驚く程甘く、綺麗な想いがあった）（なんて）

此処をほっぽらかして、何をやっていたかというと、サイトを始める前に書き散らしていたネタをひとつ、拾ってちっぴし広げてみてました。という事で。

骸つなペットパラレル大学生設定（但し骸はnot大学生）。

嘘予告　『/Melt』　（← clickで別窓open）

初めてスタイルシートメインで作ったので、上手く御覧頂けなかった場合はすみません。……何に時間が掛かったって、html作りだよ。

本当は上の絵も表紙として、入れる予定だったのですが、私が浮かれて綱吉にピンクを着せた所為で、何だか内容にそぐわなくなったので断念しました。だってピンクが来てるんだ。キュ/ーピーのCMの福/山の格好がストライクだったんだ。（グラデーションは逆だったような気がするが） ……考えてみれば、そんなコメディーテイストなストーリーでもなさそうだった。（←あくまでネタなので曖昧）モノクロなら、使えたかもしれんが。あ、骸の服のカラーリングは何も思い付かなかったので、赤マルを参照にしました。（参照って言うかさ）
一応、20歳位の設定なので、何となく髪型だけ弄って、心持ち大人っぽくしましたが……これはなっているのか。パラレルなので、綱吉はマフィアのボスではなく普通の大学生。骸の眼帯の下は、赤い瞳ですが、これも原作の設定とは全く関係なし。あとのメインキャラもそれぞれ御都合主義的に何となく配置しているような、いないような。

以下、此処に至るまでの過程と言うべきか、言い訳と言うべきか、あれそれ、プラス設定。
御興味のある方（好きです）は、「続きはこちら」から、どうぞ。

ちなみに、綱吉が巻かれているのはガムテープです。念の為。

開いたノートにあったのは、「”僕を飼いませんか”で始まる、ツナ受け」の一文。そんなツナ受けが書きたかったらしい、２年位前の私。何考えてたんだ。
当時は『ペット役』を骸にするか、犬にするか、迷ってたらしい。そう書いてあった。多分、その当時も９割方骸に傾いてたと思われる。ちなみに、これは小説用のネタ。

綱吉が骸を拾って、共同生活を始める／実は骸は綱吉の生を見届けに来た（この時点では故意に近付いた）／獄寺と山本は同じ大学に通う友人で、見知らぬ男を居候させ始めた綱吉を心配するも、自分たちも綱吉の優しさに救われた事があるので、強く出れない／綱吉は骸の「観察するような視線」を不思議に思っている
以上が、書き殴られていた当時のネタ。

そして、嘘予告を作っている間に当然ながらネタは膨らんで、まず、拾われたのは骸にとっても予想外だった（但し、綱吉の生活圏や生活サイクルは事情があって把握していた）事に変更。
あとは、骸が社長だったり、骸の意向で見守る役目を仰せつかっている千種が綱吉の隣人だったり、バイト先のバーの経営者が骸だったり（マスターはランチア）、その職場の同僚が犬（勿論骸の部下）だったり、報告を聞きに千種を訪ねて来る髑髏を綱吉が千種の彼女と思い込んでいたり、雲雀を出すなら腐れ縁の御曹司繋がりで、勿論綱吉の先輩だったり、リボーンが大人ver.でやっぱり綱吉の元家庭教師な上、渡伊中だったり、とかまあ色々設定は浮かんだが、要はやはり「僕を飼いませんか」。（其処なのか）

コメディタッチだけど、ほのぼのした話になりそうなネタ。この話の骸はかなり良い人そう。……うん、いきなり、自分を飼わないかと言う人間が、果たして良い人間と言えるかは怪しいけれど、少なくとも綱吉に対する優しい眼差しを持っている人間として設定してある。良い人と言うか、自分の大切な人を大事にする事が出来る骸だね。

ストーリーを通してキーになるモチーフ（と言うのかな。小物）は『青空／空色の首輪（青）//ホットミルク／雪（白）』。『ペットと飼い主の関係』に、これらを絡めてタイトルを付けようとしたら、どれもしっくりこず、最終的には良くあるタイトルっぽいものになった。けれど、付けてみたら、一番ぴったりかもしれないと思えた。『/』の前に前述のモチーフなんかを並べて、足すと、『Melt』、みたいな。うん、感覚で！語感から期待するような甘ったるさがストーリにないのも、良い感じに裏切ってるかなぁ、と。……感覚で。

ああ、小説として書けなくても、嘘予告をFlashで作るスキルがあれば、かなり気持ちを昇華出来るんだけどなぁ……夢だなぁ。ネタが膨らむだけで、作品として完成出来ない場合の昇華方法として嘘予告があるんだけれど、今回はコマ数を絞ってあれだけにしたので、若干消化（字が違う）不良。
とは言え、文章として纏める自信もないので、とりあえず一端引き出しにしまう事にする。

以上、もしかしたら、という期待も込めて、設定らしい設定を語る事を避けてしまったけれど、此処までお付き合い下さった方には、心より感謝を。